作務衣side

このブログは2017年5月20日更新停止

イルカやクジラは知性が高く賢いから殺すな、というなら「馬」はどうなんだ

昨日アメリカで動物の不当拘束訴え、というニュースがありました。

www.sankei.com

以前から思っていた事ですが、
イルカやクジラは賢いから殺してはいけない?
なら「馬」はどうなんだ。


知性が高く、人の言う事をある程度理解でき、
「皮」をとるなら「牛」だけでも問題ないよね。
「牛」は知性が「馬」よりも劣るから殺してもよいのか?
「飼育」してるものなら「知性が高い」のは関係ないのか?

馬のお尻の部分からとれる「コードバン」
それをとる為だけに馬を殺すのは残酷ではないのか。
欧米の人が持つ革靴、ベルト、財布、鞄に使う「皮」は、
何を殺して作ったものだ?

日本人は生き物を殺しても、余すところなく使い、
その生き物を「供養」するという考え方が有る。
クジラを捕獲しても、肉だけでなく、
腸や食べれるところは余すところなく使おうとする。


幕末日本に開港を迫った裏には、
クジラを捕獲する港が欲しく、
クジラは脂身だけ「照明」に使い
その他の部分は捨てていたのだろう?
そんな「残酷」なことは許されるのか?


例えば、沖縄の豚肉料理はすごい。
豚の耳をミミガーとして食べ、
豚の足を豚足として食べ、
さらには顔まで料理する。


生き物を殺す、残酷だが人間が生きていく上で欠かせない行為だ。
賢いから殺してはいけない、
なんて偽善を通り越して滑稽だ


個々にそういう考え方を持つ事は否定しない。
ただ他人に強制するな。
他国の「文化」に対して文句を言い、否定するな。
欧米の人間が「馬」や「牛」を殺してきた事を否定できるのか?

こんな個人ブログで意見を言ったところで、
なんにもならないのは理解している。
しかし「知性が高く賢い生き物は保護すべきだ」
という考え方はおかしい。
その事だけはどうしても言いたかった。


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