作務衣side

このブログは2017年5月20日更新停止

万年筆との出会い

先日読者登録して頂いた、
ニッポン手仕事図鑑編集長 id:igooke さんの、
Twitterネーム「WATERMAN」を見て、
そういえば、私と万年筆の出会いは・・

万年筆の始まりは WATERMAN

万年筆というのはインク利用して書く筆記具ですが、
毛細管現象を万年筆に最初に利用したのが WATERMAN
というメーカーです。
そして私が最初に手にした万年筆も WATERMAN でした。

出会いは書店の文具売り場のボールペンから

20代後半の頃に仕事でお客様と接する機会に、
使っているボールペンが安いプラスチックなのはなー、
と思っていた時に書店の文具売り場でコレと出会いました。
WATERMAN メトロポリタン エッセンシャル マットブラックCT ボールペン S2259352

WATERMAN メトロポリタン ボールペンです。
非常にシンプルなデザインで格好良く感じ、
お値段もそれほど高くなかったのも決め手でした。

それでしばらく使っていたのですが、
ここでメトロポリタンの横にあった万年筆にも興味が湧きました。
で買ってしまったのが、フィリアス グリーン
ウォーターマン フィリアス ミネラルブルーGT万年筆M S2258123
 ↑ これのグリーンのタイプ
現在生産終了してます。
当時1万円しなかったのも購入の決めてでした。
昔お気に入りの本だった「80日間世界一周」
その主人公フィリアス・フォッグにちなんだ名前なのも気に入ってました。

書き味は良いが、インクで手が汚れる

仕事上ボールペンでないと問題で、
プライベートでは当時あまり書くことがなかったので、
使う機会は少なかったです。
それで時々しか使わなかったせいか、
インクが良く漏れて手が汚れました。

それを万年筆のせいにして、その後何本か買いました。
インク吸入式よりカートリッジ式の方が、
インク漏れしにくく手が汚れにくいと、私は感じてます。

現在は5年くらい前に買った、
セーラー万年筆 レグラス を愛用中、最近ブルーが加わりました。
f:id:samueside:20150627173126j:plain
ただ新しいブルーは顔料インク使用だからか、
ペンクリニックで調整してないからか、
インクフローがオレンジのものよりよくないです。
それでも愛着がすでにあるので使ってますね。

レグラスを使いだしてからは手が汚れることは、
ほとんど無いです。
年に数回ぐらいは洗浄とかする必要があるのは手間ですが、
逆にそのことで愛着は増します。

お気に入りの文具は思考の手助け

現在も色々な考え方をしたりする時は、
基本万年筆です。
ボールペンと違う書き味が、
思いついたままに書き進めるので、
思考の邪魔をしないのが最大のメリットです。

まあ万年筆も凝りだすと数万円以上の世界になっちゃいますが、
私は実用本位なので1万円前後に留めてます。
その辺は個人の価値観の差もありますね。

文具でもお気に入りのものを使うことで、
考えがまとまったり、問題が書く事で解決したら、
その事での時間短縮や様々なメリットは計り知れません。
その手助けになるなら数千円の文具も決して高くないです。
お気に入りの文具あります?


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