作務衣side

このブログは2017年5月20日更新停止

久しぶりの劇場映画・ARIA The AVVENIRE

まず最初に言いたいことは、
劇場映画に¥1300払ってるのに、
なぜ10分近くCMを見せられなきゃならんのだ?
見たい映画を見る為に金を払って来てるのに、
いらんものを最初に見せられるのは気分が良く無い。
そういうことをしてるから映画の売り上げが落ちるんだよ。

あと何回も見に来させる為に来場者プレゼントを、
週替わりでするネタ止めない?
一部のファンがそれをゲットする為に、
普通に見たい人がチケットを買えないことがあって逆効果だと思う。
(アイマス劇場版が特にそうだと思った)


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私がゲットしたのは上の色紙だが、来場者が少ないのか余ってた。
特に欲しかったわけでもないので、処分に困る。

ARIAとは

天野こずえ先生原作のマンガで、
未来の火星の架空都市ネオ・ヴェネチアを舞台に描かれる日常系のストーリーです。
そこで街の観光案内をする職業「ウンディーネ」として一人前になろうとする女の子の話です。

漫画はプレストーリーである「AQUA(アクア)」全2巻と、
「ARIA(アリア)」全12巻で完結している作品です。

ARIA 全12巻 完結セット (BLADE COMICS)

ARIA 全12巻 完結セット (BLADE COMICS)


アニメは、ARIA The ANIMATION 全13話
ARIA The NATURAL 全26話
ARIA The ORIGINATION 全13話
の合計3期で完結した未来系ヒーリングアニメと言われています。
ARIA The ANIMATION Navigation.1 [DVD]

ARIA The ANIMATION Navigation.1 [DVD]



このアニメの良いところは、殺伐とした話や、
腹の探り合いとか、推理とかは一切無く、
日常のちょっとした出来事が如何に貴重で、
かけがえのないものだということを思い出させてくれます

ちなみに2015年11月から漫画版の「完全版」として、
新たに全7巻を7ヶ月かけて発売し、
今回の映画を分割してブルーレイBOXに添付して、
アニメ全シリーズを販売するそうです。

劇場版の感想

1本の話ではなく、3つのチャプターに分かれた話ですが、
正直中途半端な感じは否めませんでした。
TVシリーズの回想シーンが随所に入り、
キャラの成長を感じられるのは良いのですが、
その為、キャラの絵が安定しない様にも感じられました。

声優さんは皆長くされている方が多く安定してましたが、
唯一アリア社長(ネコ)の声に違和感がありました。
「あれ?こんな鳴き声TVシリーズでは無かったし、ちょい変?」
と感じるところが所々であり少し残念でした。

新キャラクターとして姫屋とオレンジプラネットの新人がでるのですが、
これもキャラクター性があまり感じられず、
描写が中途半端すぎるなーと思いました。
回想シーンを減らして、この2人の話を入れて欲しかった。
結構よさげなキャラなんですけどねー。

ストーリーが全体的に「作為的」な感じが強く、
TVシリーズであった「自然な日常の素敵な出来事」っぽくなく、
ARIAの良さがあまりでていない様に感じました。

とまあ、あまり良い評価でない様に書いていますが、
絵は綺麗でしたし、音も良く、
チャプターごとにTVシリーズの主題歌3本が流れ、
短いながらも、優しい感情になれる作品でした。

ただエンディング主題歌は牧野由依さんに歌って欲しかった。
っていうか新キャラの1人は牧野さんに演じて欲しかったなー。
10年前と比べて声優としても成長されたので期待してたんだが、残念。

この作品はBlu-rayの特典で分割しての収録という、
かなり感心できない売り方ですが、
正直そこまでお金を払って見る価値は無い、と私は思います。


久しぶりにアニメの劇場作品を見て来た感想を書いてみました。
劇場で見るのは家で見るのと違う「感動・思い出」が残るので、
そういった点では良いのですが、
冒頭で書いた様に、延々とCMを見せられるのが気分悪いです。
っていうかARIAのDVDでも冒頭スキップできないCMが入ってた様な記憶があるなー。
松竹さん、止めてもらえません?
そのCMを見て興味を持つどころか、逆効果だと理解してもらえませんか。

と、アニメの感想よりも劇場映画の、
不満が多くなってしまいました。
皆さんは劇場で映画見るときのCMどう思います?



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