人は選択肢が多すぎると逆に選べない
昨日の記事にも通じるものがありますが、
人は選択肢が多すぎると逆に選ぶのに疲れて、選べなくなります。
例えばビル数階全て本屋よりも町の小さな本屋の方で、
ふと気になったり、欲しくなる本が見つかったりしませんか?
服を選ぶ時、色々有り過ぎて選ぶのが疲れたりしませんか?
同じ様な電気製品、何が違うかわからず戸惑いませんか?
人はある程度制限された方が選び易い、
それが判り易いTED動画があります。約16分の動画です。
シーナ・アイエンガー:選択をしやすくするには | Talk Video | TED.com
過剰な選択肢が逆に「選ばせない」という選択をとらせている、
お客様に選んでもらう為には、
- 無意味な選択肢を取り除く
- 具体化:現実感を持たせる
- カテゴリー化して、選択肢が少ないと感じさせる
- 複雑なことに慣れさせる
シーナ・アイエンガーさんは下記の著書も出されています。
NHKコロンビア白熱教室で見た方も多いのでは?
(私はTVを見てないのでコロンビア白熱教室は知りませんでした)
- 作者: シーナ・アイエンガー,櫻井 祐子
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2010/11/12
- メディア: 単行本
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もちろんこうやって選び易くすることは、
企業にとって必要だということは解ります。
しかし上の4つのポイントは消費者側からは何も出来ません。
最近はミニマリズムやシンプルライフといった、
色々なものを減らす方向に考える人が増えています。
これの一因は選ぶ事が疲れていることも関係しているのでは?
物を増やすこと=幸せ ではないということが大きな原因とは思います
物を増やすには、市場に溢れた物から何かを選ぶ必要があります。
普段仕事メインの生活してると、 お正月・GW・お盆で長期休暇があっても、
自由な時間を何に使っていいか選択肢が多すぎて、
結局家で寝ている、ということになってませんか?
私は自由を制限されることは、すごく嫌です。
しかし自由すぎると逆に「何を選んでいいか判らなくなる」
というのも良く判ります。
さて「選択肢が多すぎる現代」あなたは何を選びますか?
この記事を読んでくれたあなたに幸運を!