作務衣side

このブログは2017年5月20日更新停止

人は選択肢が多すぎると逆に選べない

昨日の記事にも通じるものがありますが、

人は選択肢が多すぎると逆に選ぶのに疲れて、選べなくなります。

 

例えばビル数階全て本屋よりも町の小さな本屋の方で、

ふと気になったり、欲しくなる本が見つかったりしませんか?

服を選ぶ時、色々有り過ぎて選ぶのが疲れたりしませんか?

同じ様な電気製品、何が違うかわからず戸惑いませんか?

 

人はある程度制限された方が選び易い、

それが判り易いTED動画があります。約16分の動画です。 


シーナ・アイエンガー:選択をしやすくするには | Talk Video | TED.com

過剰な選択肢が逆に「選ばせない」という選択をとらせている、

お客様に選んでもらう為には、

  1. 無意味な選択肢を取り除く
  2. 具体化:現実感を持たせる
  3. カテゴリー化して、選択肢が少ないと感じさせる
  4. 複雑なことに慣れさせる

 

シーナ・アイエンガーさんは下記の著書も出されています。

NHKコロンビア白熱教室で見た方も多いのでは?

(私はTVを見てないのでコロンビア白熱教室は知りませんでした)

選択の科学

選択の科学

 

 

もちろんこうやって選び易くすることは、

企業にとって必要だということは解ります。

しかし上の4つのポイントは消費者側からは何も出来ません。

 

最近はミニマリズムやシンプルライフといった、

色々なものを減らす方向に考える人が増えています。

これの一因は選ぶ事が疲れていることも関係しているのでは?

物を増やすこと=幸せ ではないということが大きな原因とは思います

物を増やすには、市場に溢れた物から何かを選ぶ必要があります。

 

普段仕事メインの生活してると、 お正月・GW・お盆で長期休暇があっても、

自由な時間を何に使っていいか選択肢が多すぎて、

結局家で寝ている、ということになってませんか?

 

私は自由を制限されることは、すごく嫌です。

しかし自由すぎると逆に「何を選んでいいか判らなくなる」

というのも良く判ります。

さて「選択肢が多すぎる現代」あなたは何を選びますか?

 

 

この記事を読んでくれたあなたに幸運を!