作務衣side

このブログは2017年5月20日更新停止

忙しい人の為の王様の仕立て屋

このブログでも何度か紹介させてもらってる
王様の仕立て屋
その中からジャンルを厳選して紹介します。
まだ知らない事を知って開ける世界を見てみませんか?

男性用アイテムオンリーなので、
女性の方は男の人が持っている物から人柄を判断する参考に、
もしくは結婚されてれば旦那さんの持ち物の参考、
プレゼントで考える参考でも良いと思います。

紹介する9つのジャンル一覧
注文服の流れと身体の寸法・日本の優れたメーカーの紹介・
バッタ物と本物の違い・靴・腕時計・カバン・
シャツ・コート・ジーンズ&デニム

注文服の流れと身体の寸法

サルト・フィニート15巻

王様の仕立て屋 15―サルト・フィニート (ジャンプコミックスデラックス)

王様の仕立て屋 15―サルト・フィニート (ジャンプコミックスデラックス)


なかなか一般人には縁のない注文服の流れが読めます。
日本のテーラーでする際に違いがあるとは思いますが、
身体の寸法とか解ってそうで知らないこととか、
1冊かけて注文から渡すまでを描いてるので興味深いです。

日本の優れたメーカーの紹介

サルト・フィニート22巻

王様の仕立て屋?サルト・フィニート? 22 (22) (ジャンプコミックスデラックス)

王様の仕立て屋?サルト・フィニート? 22 (22) (ジャンプコミックスデラックス)


世界中にファンがいる児島ジーンズ「241」
コードバンを扱う馬革専業タンナーは現在世界に2軒しかなく、
その内の1軒である「新喜皮革(しんひきかく)」
数十万から百万を超える靴をつくる「スピーゴラ」
縫い目のないニットで有名なホールガーメントをつくる「島精機製作所」

この巻を読んでいると日本人のこだわりは半端無いなーと思う。
他の巻でも所々に日本のメーカーがつくる服地などで、
「色落ちしにくい」「丈夫」「文様が独特で美しい」など紹介されてるが、
実際取材した内容も話の合間にのせていて興味深い。

バッタ物(偽物)と本物の違い

サルト・フィニート24巻

王様の仕立て屋 24―サルト・フィニート (ジャンプコミックスデラックス)

王様の仕立て屋 24―サルト・フィニート (ジャンプコミックスデラックス)


1エピソードでバッタ物と本物に対しての内容があるのだが、
その違いがどこからきて、どう印象をあたえるか。
やはり買う時には「本物」をちゃんと買いたいと、
当たり前だが、考えさせられる内容。

くつ

サルト・フィニート25巻

王様の仕立て屋 25―サルト・フィニート (ジャンプコミックスデラックス)

王様の仕立て屋 25―サルト・フィニート (ジャンプコミックスデラックス)


1冊丸々、靴メイン
初心者向けの靴の選び方や、製法から来る違い、
手入れや靴から見られている印象まで、
普段必ず履いているものだけに考えさせられる内容。
見られてないようで意外と見られている「足元」
日本人はかなりこの辺はいい加減なので、
逆に知ってちゃんとすれば、
好印象を与える大きなポイント

腕時計

サルト・フィニート30巻

王様の仕立て屋 30 〜サルト・フィニート〜 (ジャンプコミックスデラックス)

王様の仕立て屋 30 〜サルト・フィニート〜 (ジャンプコミックスデラックス)


AppleWatchの影響で意外と見直されている腕時計。
29巻から続いている内容なのだが、
一般的にこちらが参考になる部分が多い。
機械式腕時計と服装の合わせ方もTPOが大事と再認識。

これを読んで機械式腕時計が欲しくなったが、
メンテナンスが自分でできないので、
正確さと見た目がスッキリしてる電波式のアナログタイプを愛用中。
デジタルもストップウォッチやアラームが便利で1本所有。
アナログとデジタルで計2本持ってますが、
TPOで使い分けてます。

かばん

サルトリア・ナポレターナ5巻


クラッチバッグ・トートバッグ・
ダレスバッグ・ナイロンバッグ・
ボストンバッグ・アタッシェケース・
ブリーフケースと7種の鞄それぞれでエピソードがあります。
これもTPOや服装に合わせて組み合わせることが大切。

最近はビジネスバッグでもトート型のブリーフケース?
みたいなのが流行っぽいですが、
やはり基本がどういったものかを知っておく事が大事だと、
この巻を読む事で改めて思いました。

私が使っているカバンの1つが20年くらい使ってるのがあり、
そろそろ休ませてあげたい、
新しいのにも目星をつけてるのですが、
ネットでは売り切れ中のまま数ヶ月・・・。
紹介できる日は何時になるかなー?

巻末に「書き下ろし」で初心者へのアドバイス色々あり、
連載よりもコミックがお得な感じがあります。

シャツ

サルトリア・ナポレターナ7巻


スーツの基本の1つ、シャツ。
襟の形・色・素材で全然印象が変わってしまいます。
日本人は「白のレギュラー」ばかりを好む傾向がありますが、
ちゃんとTPOに合わせて変えると、
オシャレだけでなく人柄も好印象得られるので、
知っていて損はない内容です。

オーダーシャツも最近は一般的になり、
有名な「麻布テーラー」では¥7000から注文できます。
私はスーツを着る機会が少ないので、未だ買ってません。
でも着心地の良いシャツに興味があり、
1枚くらいは試してみたいですね。

コート

サルトリア・ナポレターナ9巻


コートと一言に言っても色々あり、
印象がかなり変化することがよく解ります。

実はこれの連載を読んでいて、
昨年の冬、コートを1着買ってます。
このブログでも冬になったら紹介できるかな?
良い物を選ぶと色々行動が変わる事を実感しました。

ジーンズ・デニム

サルトリア・ナポレターナ10巻


現時点最新刊でジーンズやデニムをどう着るか?
マンガなので参考にできない部分もありますが、
うまく取り入れられれば、
周りとは一線を画すオシャレができるかも。

巻末の「書き下ろし」では「帽子」との組み合わせ。
そんな解説をしてるファッション誌って無いのでは?

まとめ

人は見た目で判断し、されます。
見た目がちゃんとしていることで、
逆に自分の行動が変わったりします。
服を沢山買う事を推奨してる訳でなく、
自分を成長させてくれる服
そんな風に感じられる服との出会いが、
私にはありました。

このマンガはそんな「きっかけ」を私にくれました。
できれば全巻読んで欲しいですが、
まず興味のある内容があればそれだけでも読んで欲しいです。

古本屋でチェックするも良し、
マンガ喫茶で読んでくるも良し、
Amazonで買ってもらうのも良し。
1読の価値がある内容の巻を厳選しました。

形から入る事で行動が変わることもあり、
最も影響が大きいのが「服」で、
その服と一緒にする小物類だと思います。
毎日の様に使う物だからこそ、
意外と知らない「ほんのちょっとの差」をつけてみませんか?



この記事を読んでくれたあなたに幸運を!